白髪染めホームカラーは傷みますか?②

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2019.11.25

前回の続きです。

https://andmore.blansyst.net/archives/6993

 

②カラーの色持ち、染まりムラ、技術力の違い

 

カラー剤は、薬剤を塗布する量によっても

明るさや色味も変わってきます。

 

また、髪質は十人十色です。

髪が多い、髪が硬い、髪が太い

髪が少ない、髪がやわらかい、髪が細いなど…

 

髪が細い毛質は明るくなりやすく

髪が太い毛質は明るくなりにくいです。

 

最近の市販カラー剤は

ムースタイプ(泡カラー)などもあり

自分で簡単に塗りやすくなったとはいえ、

根元だけカラー剤を塗るというのは難しいと思います。

 

自宅で自分で行う場合は

毛先の傷んでいる部分にもカラー剤を

重ねてしまうことにより

毎回ダメージが蓄積してしまいます

 

よく、毛先だけ明るく

キンキンになってしまうのがそうですね。

 

 

サロンでは、

美容師が髪のダメージ加減によって

優しい薬剤を選定して髪への負担を最低限に

抑えてくれます。

 

伸びてきた部分の根元だけに染める(リタッチ)

などもそうです。

 

毛先(既染毛)には優しいカラー剤を選定して

染めます。

 

 

カラーの色持ち

 

市販の白髪染は

強いアルカリ剤が入っています。

 

無理やりキューティクルを開いて

色素を入れ、どんな髪質でも

一定の染まり具合になるように設計しています。

 

 

また、安価に製造するために

ダメージ軽減よりも安く大量生産できる

原料が優先されます。

 

キューティクルが強く、開いてしまった髪は

色素を内側に止めておくことができません。

 

薬剤除去やPH調整をカラー施術後

必ず行うべきですが

自宅でするホームカラーはできません。

 

 

結果として

色素が外に流出しやすく、

髪色がすぐに落ちてしまいます。

 

自宅でするホームカラーは

カラーの色もちがよくありません。

 

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